ふるさとで働く魅力発見!
5・6年の総合的学習の時間に、勝山の産業を生かして地域を盛り上げようとする方から、働く楽しさや魅力を学び、働くことへの夢や希望を持つ授業を行いました。
講師としてラコーム代表取締役社長 織田さんと勝山市地域おこし協力隊 西垣さんを招聘し、座学と体験を行いました。
座学では、ラコームさんが製作されているすてきな衣料品の説明。地域社会活動として<THE EACH BASE>という集まりで行っているシルクスクリーン・レザークラフト・パッチワークをワークショップで行い、遊びを兼ね備えた自由なものづくり、地域に和をつくりたいという思いから活動を行っていること。西垣さんは、勝山に面白い人を呼んできてイベントをいっしょに行っていることや、新しい商品づくりや発信の工夫・・・など夢のある魅力的な活動のお話で、子どもたちは目をキラキラさせて聞いていました。
次に、ラコームさんの残生地を活用したデニム生地から作ったエコバッグに、好きな色のスギくんをシルクスクリーンで写し出す体験をしました。また、エコバッグができるまでの過程を動画で見せてもらいました。
打ち合わせの際に、本校が取り組んでいるヨシストロー製作に興味を示してくださり持ち帰られ、布を切る裁断機でヨシストローがきれいに簡単に切れたことや、中綿をエアガンで飛ばせたことを教えてくださいました。切れ端や使えなかったヨシの活用方法も提案してくださり、また新たな展開が期待できそうです。
<子どもたちの感想>勝山の繊維のイメージがなかったが改めて勝山の繊維について知れて良かった。余った生地で何かを作って、外国の貧困の人に送ったりするとどうか。フランスのファッションショーに出すような服を私も作ってみたい。こんなにSDGsに協力している会社があると知らなかった。余った生地でエコバッグにする活動をするとどうか。勝山は恐竜のイメージなので、これも使って勝山をもっと有名にしていきたい。繊維の仕事をやってみたい。勝山の楽しい仕事が知れた。今後、ヨシ以外にも環境にやさしいものを作っていきたい。勝山を発信していきたいという人と協力して勝山の魅力を発信していきたい・・・・など。
夢のあるお話が聞けたり体験ができたりして、とても有意義な時間となりました。